2007年10月10日

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第3版)☆MTFブログ

このガイドラインは
“日本国内における性同一性障害の診療の基準として参照されている”文書です。

医師はこのガイドラインをもとに性同一性障害GIDの診断と治療を行いますので、
これから治療を受けようと思われる方は是非参考にして下さい。

なおここには『性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第三版)』のうち、
MTFさんともっとも関わりがある、江蓮愎巴任伴N鼎離イドライン』及び
詐蓮悗垢任房N鼎魍始している症例への対応』を抜粋して掲載します。

全文を読みたい方は日本精神神経学会HP
『性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第三版)』をご覧下さい。

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后タ巴任伴N鼎離イドライン

1.ガイドラインの位置づけ
改訂第2 版ガイドラインでも記述した通り、ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない。また、当事者がガイドラインを遵守しなければその後の治療を受けられないといった懲罰的な対応を強制するための規則でもない。
柔軟性のない厳格な規則として受け止められて教条的に運用すれば、このガイドラインの目的とは逆に、医療の質の低下につながり、ひいては当事者に対する不利益を助長しかねない。このような事態が引き続き起きないように改めて「ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない」ことを再度確認しておきたい。
今回の再改訂では、治療法の選択の自由は大幅に拡大して、自己決定と自己責任において、個別例の希望する多様な治療法の選択が可能となった。医療現場では、個々のケースに応じたよりきめ細かい判断がこれまで以上に求められよう。

2.医療チーム
性同一性障害者に対する診断と治療に関する種々の検討は、領域を異にする専門職(メンバー)が医療チームを作って行う。

(1)医療チームの構成については、性同一性障害の診断と治療に理解と関心があり、十分な知識と経験をもった精神科医、形成外科医、泌尿器科医、産婦人科医などによって構成される。必要に応じて内分泌専門医、小児科医などが加わることが望ましい。

(2)性同一性障害は、社会生活のあらゆる側面に深く関わる問題であることから、医療チームには、上記診療科医師の他に、心理関係の専門家、ソーシャルワーカーなどの参加が望ましい。

(3)医療チームのメンバーは個々のケースにつき、医学的判断とともに当事者が抱える問題を把握し、きめ細かに援助し、対応することが求められる。

(4)医療チームは、個々のケースについて、本人が希望する身体的治療に対する適応の判定を行う。性別適合手術に対する適応判定に際しては、上記医療チームのメンバーの他、法曹関係者や学識経験者などのメンバーを加え(性別適合手術適応判定会議)、判定の法的ないし倫理的妥当性が確保されていることを確認する。
医療チームは、原則としてファーストオピニオンの意見書作成者から、ケースについてのプレゼンテーションを受け質疑応答をするが、ファーストオピニオン担当者が出席できないときは、セカンドオピニオン担当者が替わることもできる。2 人の意見書作成者が出席できないときは、電話や書面において質疑応答をすることもできるが、必要に応じて医療チームの精神科医の診察を求めるなど、十分な情報を確保できるようにする。

(5)医療チームは複数の医療機関で構成することもできる(例えば開業医が医療チームを結
成することもできる)。ただし、性同一性障害の診断と治療に理解と関心があり、十分な
知識と経験をもった医師を中心としたメンバーで構成される必要がある。この観点から医療チームを結成するには、少なくとも中心メンバーは、日本精神神経学会の主催する(あるいは委託する)専門家研修会での研鑚を積んでいることが求められる。

3.診断のガイドライン
診断の手順については、以下に示すとおり改訂第2 版ガイドラインと基本的には同様である。次に示す手順に従って、性同一性障害についての診断を決定する。性同一性障害に十分な理解と経験をもつ精神科医が診断にあたることが望ましい。2 人の精神科医が一致して性同一性障害と診断することで診断は確定する。2 人の精神科医の意見が一致しない場合は、さらに経験豊富な精神科医の診察を受けその結果を改めて検討する。

(1)ジェンダー・アイデンティティの判定

1)詳細な養育歴・生活史・性行動歴について聴取する。
日常生活の状況、たとえば、服装、人間関係、職業歴などを詳細に聴取し、現在のジェンダー・アイデンティティのあり方、性役割の状況などを明らかにする。また必要に応じて、当事者の同意を得た範囲内で、家族あるいは当事者と親しい関係にある人たちから症状の経過、生活態度、人格に関わる情報、家族関係ならびにその環境などに関する情報を聴取する。そのうえで、ジェンダー・アイデンティティについて総合的多面的に検討を加える。ただし、これらの人たちから情報を得るに当たって、当事者との関係に重大な支障を及ぼさないよう、細心の注意が必要である。

2)性別違和の実態を明らかにする。
DSM--TR1)やICD-108)を参考にしながら、以下のことを中心に検討する。

ーらの性別に対する不快感・嫌悪感
自分の第一次ならびに第二次性徴から解放されたいと考える。自分が間違った性別に生まれたと確信している。乳房やペニス・精巣などを傷つけたりする。FTM では声をつぶそうと声帯を傷つけたりする。

反対の性別に対する強く持続的な同一感
反対の性別になりたいと強く望み,反対の性別として通用する服装や言動をする。ホルモン療法や手術療法によって、でき得る限り反対の性別の身体的特徴を得たいとの願望をもっている。

H紳个寮役割を求める
日常生活のなかでも反対の性別として行動する、あるいは行動しようとする。しぐさや身のこなし・言葉づかいなどにも反対の性役割を望み、反映させる。

3)診察の期間については特に定めないが、診断に必要な詳細な情報が得られるまで行う。

(2)身体的性別の判定

/搬療性別の判定は原則として、MTF は泌尿器科医、FTM は婦人科医により実施される。染色体検査、ホルモン検査、内性器ならびに外性器の診察ならびに検査、その他担当する医師が必要と認める検査を行い、その結果を診断を担当する精神科医が確認する(原則として文書で入手する)。

⊂綉診察と検査結果に基づき、インターセックス、性染色体異常など、身体的性別に関連する異常の有無を確認する。
注:上記については身体的性別に関する異常の有無が総合的にみて判定できれば良い。上記に挙げた検査等の結果が全てそろわなければならないというものではない。

(3)除外診断

‥合失調症などの精神障害によって、本来のジェンダー・アイデンティティを否認したり、性別適合手術を求めたりするものではないこと。

注:統合失調症等他の精神疾患に罹患していることをもって、画一的に治療から排除するものではない。
症例ごとに病識を含めた症状の安定度と現実検討力など適応能力を含めて、慎重に検討すべきである。

反対の性別を求める主たる理由が、文化的社会的理由による性役割の忌避やもっぱら職業的利得を得るためではないこと。

(4)診断の確定

^幣紊療世鯀躪腓靴董⊃搬療性別とジェンダー・アイデンティティが一致しないことが明らかであれば、これを性同一性障害と診断する。

▲ぅ鵐拭璽札奪ス、性染色体異常などが認められるケースであっても、身体的性別とジェンダー・アイデンティティが一致していない場合、これらを広く性同一性障害の一部として認める。

注:性同一性障害の診断に関する国際的診断基準、たとえばDSM--TR では、半陰陽状態で性別に関する不快感を伴っているものを特定不能の性同一性障害に分類している。
本人が性同一性障害に準じた治療を希望する場合には、治療から排除する理由はない。

性同一性障害の診断・治療に十分な理解と経験をもつ精神科医が診断にあたることが望ましい。2 人の精神科医が一致して性同一性障害と診断することで診断は確定する。2 人の精神科医の意見が一致しない場合は、さらに経験豊富な精神科医の診察を受け、その結果を改めて検討する。

注:なお、2 人の精神科医の診断の一致を求めているのは、性同一性障害の治療に関して、ホルモン療法や手術療法など不可逆的治療を前提としているため、診断が確実であることを要求されるからである。身体的治療を前提としない通常の診断書の場合など、必ずしも2 人の精神科医の一致した診断が必要とされるわけではない。この点については個々のケースに応じて柔軟に判断すべきである。

4.治療のガイドライン

治療は、精神科領域の治療(精神的サポート)と身体的治療(ホルモン療法とFTM における乳房切除術、性別適合手術)で構成される。治療は画一的にこの治療の全てを受けなければならないというものではない。身体的治療については、治療に関する十分な理解を前提としたうえで、自己の責任において、どのような治療をどのような順番で受けるかを自己決定することができる。ただし、診断の手続きと精神科領域の治療を省略することはできない。

(1) 精神科領域の治療
精神的サポートと実生活経験 real life experience:略す場合はRLE

1)精神科領域の治療に携わる者
この治療に携わる者は、性同一性障害の診断・治療に十分な理解と関心を有する精神科医、心理関係の専門家が中心となる。精神科領域の治療は身体的治療の後も継続される。
注;ここでいう心理関係の専門家は、大学または大学院において心理関連領域を専攻した者、あるいは医療チームにおいて性同一性障害の治療に関して同等以上の経験と力量を持つと認められた者とする。

2)精神科領域の治療の内容と手順
精神科医による性同一性障害の診断が確定しているか、確定する前であってもジェンダー・アイデンティティに関連する問題があると考えられ、本人自らが治療を希望する場合には、以下の治療を開始することができる。

\鎖静サポート(現病歴の聴取と共感および支持):
これまでの生活史のなかで、性同一性障害のために受けてきた精神的、社会的、身体的苦痛について、治療者は十分な時間をかけて注意を傾けて聴き、受容的・支持的、かつ共感的に理解しようと努める。

▲ムアウトの検討:
家族や職場にカムアウトを行った場合、どのような状況が生じるかを具体的にシミュレーションさせる。現在の状況でカムアウトを行った方がよいかどうかをはじめ、カムアウトの範囲や方法、タイミング等について検討を加える。必要に応じて、家族面接で理解と協力を求めたり、職場や産業医等との連携をとるなどの方法も検討すべきであろう。また学生等の場合は、学校関係者との連携をとる方がよいかどうかも含め、本人とともに検討する。

実生活経験(RLE):
いずれの性別でどのような生活を送るのが自分にとってふさわしいのかを検討させる。
また既にどれだけ実現できているか、現状でさらに実現できることがあるかなどを詳細に検討させ、実現に向けての準備や環境作りを行わせる。その間、必要に応じて面接を行い、希望する生活を揺るぎなく継続できるか、生活場面でどのような困難があるかを明らかにする。
身体的治療を希望する当事者に対しては、その身体的治療を行った際に起こりうる種々の変化を予測し、どのように対応するかを検討させる。また、その生活を現実にできる範囲で実際に行わせてみる。このような生活は必ずしも生活の全般に渡って行う必要はなく、周囲との関係に悪影響を及ぼさない範囲(たとえば、自宅内からはじめ、学校や職場以外、休日の外出時など)でもよいであろう。本人の適応能力や周囲の許容範囲を超えないように細心の注意を払う必要がある。

だ鎖静安定の確認:
種々の状況に対して精神的に安定して対処できることを確認する。うつ病などの精神科的合併症がある場合には、その合併症の治療を優先し、適応力を生活上支障のないレベルに回復させる。すなわち、性同一性障害に対する治療に耐えられるレベルに到達するまで、性同一性障害の治療を一時留保することも検討すべきである。

ゼN鼎蓮⊂綉 銑い両魴錣鯔たすことを確認できるまでの期間行う。

3)精神科領域の治療の評価と身体的治療への移行
精神科領域の治療の効果判定は、治療の中心となった精神科医もしくは心理関係の専門家
が担当する。
治療期間中に当事者との面接によって明らかになった前述の〔4-(1)-2)〕にある 銑イ両魴錣どの程度達成されたかによって評価する。
上記の精神科領域の治療を継続した後、本人が身体的治療への移行を希望する場合は、次
の手続に従って、身体的治療に移行するための条件が満たされるかどうかを医療チームにおいて判断する。性別適合手術については性別適合手術適応判定会議において判断する。

/搬療性別の診断(前述)
身体的治療への移行に関する検討が行われるまでに、身体的性別に関する診察や諸検査を実施し、その結果を書面(コピーでも可)で医療チームに提出する。

∪同一性障害の診断
2名の精神科医は、性同一性障害の診断に関する意見書(診断書)を作成して、医療チームに送付する。セカンドオピニオンがファーストオピニオンの内容について異存がない場合は、その旨を示す書面あるいは連名としてもよい。

注;ここでいうファーストオピニオンとは、診断書・意見書作成に関する順番であって、必ずしも診療に関する順番との一致を求めるものではない。診断に関する詳細な診断書・意見書をファーストオピニオンとする。

2通の意見書
精神科領域の治療を担当した治療者を含む2 名の意見書作成者は、以下に示す身体的治療へ移行するための条件を検討して、その条件を満たしていると判断した場合は、意見書を医療チームに提出する。この際、セカンドオピニオンがファーストオピニオンの内容について異存がない場合には、その旨を示す意見書でよい。あるいは連名としてもよい。
2 人の意見書作成者の意見が一致しないときは、より経験豊富な3 人目の精神科医の意見を求める。医療チームは、これらの意見書をもとに総合的な検討を行い、身体的治療への移行について最終的に判断する。なお、診断と精神科領域の治療を同時に行った場合、診断と治療に関する意見書を1 通にまとめることも可能である。

4)身体的治療への意見書作成に携わる者
精神科領域の治療に携わる者として規定した治療者〔上記4-(1)-1)の精神科医あるいは心理関係の専門家〕が意見書を作成する。そのうち少なくとも1 名は精神科医(原則として診断に関わった精神科医)でなければならない。1 名は心理関係の専門家が代行することもできる。また、2 人の意見書作成者のうち1 人は医療チームに属していることが望ましい。2 人の意見書作成者のいずれも医療チームに属していない場合は、医療チームに属する精神科医が2 通の意見書の内容を検討し、必要な場合には改めて診察を行い、診断ならびに身体的治療への移行に関する意見書の内容を確認し、医療チームにおける検討に供する。

5)身体的治療に移行するための条件
次の条件を満たすとき、身体的治療へと移行することができる。

\別違和の持続:
精神科領域の治療を経た後においても、身体的性別とジェンダー・アイデンティティとの間に不一致が持続し、そのために強い苦悩が続いていること

⊆太験莊亳(RLE):
本人の望む新しい生活についての必要充分な検討ができていること。すなわち、身体的性別とジェンダー・アイデンティティとの間に不一致が存在しながらも、可能な範囲で今後の新しい生活を試みており、それについて適合感があり持続して安定していること

注:たとえば、本人の望む生活を試みるなかで、周囲の好奇の目に曝されることへの耐性も必要である。
さらに職業に関しては、現在の仕事が継続できる条件を整えているか、一旦職を辞して新しい職に就く場合には、具体的な見通しがついていること。学生の場合には学校側と授業や実習に関しての調整がなされているか、特に調整を要さない科目のみの履修で済むように科目選択が可能であるかなども考慮すべき点である。

身体的変化に伴う状況的対処:
身体的変化にともなう心理的、家庭的、社会的困難に対応できるだけの準備が整っていること
注:たとえば必要な範囲でカムアウトしサポートシステムを獲得していることが望ましい。またカムアウトしないで適応をはかろうとする場合、自らを支え、種々の不安や苦痛に耐えて対処するだけの能力を持っていることが必要となる。

ね渋不能な事態に対する対処能力:
予期しない事態に対しても現実的に対処できるだけの現実検討力を持ち合わせているか、精神科医や心理関係の専門家等に相談して解決を見出すなどの治療関係が得られていること

注:種々の葛藤や不安に対する耐性が獲得されていて、行動化(衝動的な身体的治療への移行、自傷行為、薬物依存、自殺企図など)や操作(「死ぬ」などの脅しによって周囲を思い通りに動かそうとするなど)をしないことも必要である。

ゥぅ鵐侫ームド・デシジョン:
身体的治療による身体的変化や副作用について、少なくとも重要なことに関する説明を受け、十分に理解して同意していること。

身体的治療を施行するための条件:
希望する各身体的治療を施行するための条件を満たしていること。

(2)身体的治療(ホルモン療法、乳房切除、性別適合手術)
身体的治療は、MTF の場合はホルモン療法と性別適合手術のいずれかあるいはそのすべて、FTM の場合はホルモン療法と乳房切除術および性別適合手術のいずれかあるいはそのすべてを選択できる。どの治療をどのような順番で行うかを検討する。但し、身体的治療の後も精神科領域の治療は継続される。

1) ホルモン療法

(i)ホルモン療法に携わる者
ホルモン療法は、医療チームの一員であるか医療チームから依頼を受けた医師であり、かつ内分泌学、泌尿器科学、産婦人科学を専門とする医師によって行われるべきである。ただし、地域性などの条件を考慮して、近医や非専門医がホルモン投与をする場合、専門医の診察を定期的に受けるようにするべきである。

(ii)ホルモン療法を施行するための条件
ホルモン療法を始めるにあたって、次の条件を満たしていることが必要である。

/搬療治療に移行するための条件〔上記4-(1)-5)〕を満たしていること

⊃搬療条件:十分な問診、身体的診察と必要な検査を行い、ホルモン療法を行うことで健康に重篤な悪影響を及ぼす疾患などが否定されていること
注:例えば血栓症や重症肝機能障害が否定されていること。

インフォームド・デシジョン:ホルモン療法の方法、効果と限界、起こり得る副作用について改めて十分な説明を行い、理解していることを確認したうえで、文書で同意を得ること。

げ搬押Ε僉璽肇福爾悗寮睫澄Р搬押▲僉璽肇福爾砲睇要に応じて、ホルモン療法の効果と限界、起こりうる副作用について十分な説明を行うこと。

デ齢:年齢は18 歳以上であること。ただし18 歳以上であっても未成年者については親権者など法定代理人の同意を得ること(親権者が2 名の場合は2 名の同意を要する)。

Υに、2 通の意見書をもとに医療チームの検討を経て乳房切除術を行った者がホルモン
療法を希望する場合には、改めてホルモン療法に関する意見書を少なくとも1 名(1名だけの場合には精神科医)の意見書作成者〔上記4-(1)-4)〕から得て、医療チームにおいて検討し、ホルモン療法の適応であることを確認していること。

(iii)ホルモン療法について

MTF の場合、エストロゲン製剤やゲスタゲン製剤の投与を行う。FTM では、アンドロゲン製剤の投与をおこなう。投与量は血中ホルモンの測定などにより、その効果を評価しながら適量を決定する。
注:過量投与は、投与量に比例した効果が上がらないばかりか、副作用の危険を増大させるだけである。

▲曠襯皀麥屠,砲茲蟯待される効果は、性ホルモンとしての直接的な効果と視床下部下垂体系抑制による性腺刺激ホルモン分泌の低下を介した効果がある。全身的な効果は以下の通りである。MTF に対するエストロゲン投与では、乳腺組織の増大、脂肪の沈着、体毛の変化、不可逆的な精巣の萎縮と造精機能喪失などが起こりうる。
一方、FTM に対するアンドロゲン投与では、月経の停止、体重増加、脂肪の減少、にきび、声の変化、クリトリスの肥大、体毛の増加と禿頭などが起こり得る。この中には精巣萎縮や造精機能喪失に代表されるような不可逆的な変化もあり得る。

ホルモン療法に伴って、血栓症など致死的な副作用が発生する可能性がある。また、狭心症など心血管イベント、肝機能障害、胆石、肝腫瘍、下垂体腫瘍などの可能性がある。したがってホルモン療法の際には常に副作用に注意し、開始前のみでなく、開始後も定期的な検査をおこなう。特にエストロゲン製剤の投与に際しては、肝機能などの一般臨床検査に加えて、血液凝固能の亢進、血中プロラクチンの上昇などに注意する必要がある。

ぅ曠襯皀麥屠,蓮原則的には他の内科疾患や心血管系合併症などを伴わない場合に行うべきである。特に糖尿病、高血圧、血液凝固異常、内分泌疾患、悪性腫瘍などはホルモン療法の副作用のリスクを増大する可能性がある。また、肥満、喫煙も同様である。しかし、ホルモン療法にともなう利点も多々あることから、その可否については、個々の例において、利益と不利益を熟慮したうえで総合的な評価をおこない、最終的に判断するべきである。

ゥ曠襯皀麥屠,僕僂い詭剤の投与量は、精巣摘出術または卵巣摘出術の後は減量が可能である。しかし、骨粗鬆症などの可能性を考慮し、生涯にわたって継続するべきである。

3)性別適合手術(sex reassignment surgery;SRS)

性別適合手術に関しては、2 通の意見書をもとに性別適合手術適応判定会議において、その適応を判断する。
ここで規定する性別適合手術の範囲は、基本的には内外性器の手術に関わるものであり、

MTF の場合:精巣摘出術、陰茎切除術と造腟術および外陰部形成術
FTM の場合:第1 段階の手術―卵巣摘出術、子宮摘出術、尿道延長術、腟閉鎖術
第2 段階の手術―陰茎形成術

などが考えられる。ただし、どのような範囲の手術をどのように行うかの選択は、それぞれがもたらし得る結果と限界やリスクについて十分な情報を提供する中で、本人の意思を尊重しながら決定されるべきである。

(i)性別適合手術を行う者

性別適合手術は、医療チームに属する形成外科医・泌尿器科医・産婦人科医などが協力して行うことが原則である。ただし、医療チームが別の医療機関に性別適合手術を依頼することもできる。

∪別適合手術に関して十分な技量を有する者であることはもちろんであるが、同時に性同一性障害についての知識、特にその心性に対する十分な理解と経験を持ち合わせていることが望まれる。

(ii)性別適合手術を施行するための条件
性別適合手術を施行するにあたり次の条件を満たしていることが必要である。

/搬療治療に移行するための条件〔上記4-(1)-5)〕を満たしていること。

⊃搬療条件:十分な問診、身体的診察と必要な検査を行い、性別適合手術を行うことによって健康に重篤な明らかな悪影響を及ぼすような疾患が否定されていること。
注:例えば麻酔薬に対するアレルギーや重度の肝障害等

実生活経験:
プライベートな場所では、希望する性別での生活を当事者が望むスタイルでほぼ完全に送られており、この状態が後戻りしないで少なくとも1 年以上続いていること(観察期間をすべて1 年以上とする必要はないが、この条件を満たしていることを意見書作成者が十分確信できる内容が提示されていること。ただし、他の身体的治療を受けていない場合、あるいはホルモン療法など他の身体的治療を希望しない場合には、より長期の観察期間を設けることが望ましい)。

ぜ蟒僂鉾爾Φ找謀の確保:
手術に必要な期間、仕事や学校を休むことができるか、退職を考える場合には、次の職に関して具体的な見通しが立っていること。手術後も当面生活に必要な経済的安定が確保される見通しが立っていること。

ゥ汽檗璽肇轡好謄爐粒諒檗
家族やパートナー等のサポートシステムが安定的に得られていること。それが得られない場合、あるいはカムアウトしていない場合には、精神的にも経済的にも安定的に自立できていること。

Εぅ鵐侫ームド・デシジョン:手術の範囲、方法、予想される効果、起こりうる合併症・随伴症状などについて十分な説明を行い、理解したうえで手術法が決定されたことを文書に明記して保存すること。

Р搬押Ε僉璽肇福爾悗寮睫澄Р搬押▲僉璽肇福爾砲睇要に応じ、具体的術式や予想される結果、手術上のリスクについて十分なる説明を行っていること。

年齢は20 歳以上であること。

手術内容の確認と検討:
本人の希望する手術が具体的に明らかにされ、医療チームの詳細な検討によって、それが本人に対する治療として適切であると判断される必要がある。
注:たとえば、MTF が精巣切除を行い、しばらく経過を見て、ある時点で更なる手術を求めることもあり得る。
注:MTF に対する豊胸術や甲状軟骨の形成術に関しては、性同一性障害の治療の一環として行われてはいるが、身体的条件やボディイメージなどには個人差も大きく、その選択は自己決定に委ねられる。他の美容外科的手術ないし処置(例えば脱毛など)に関しても本人の自己決定に任せられるが、各方面の専門家による助言を求めるなど、慎重であるべきことは同様である。

4)身体的治療と精神科領域の治療の連携(新しい生活におけるQOL の向上)
精神科領域の治療に携わる者〔上記4-(1)-1)〕として定められた精神科医あるいは心理関係の専門家は、ホルモン療法や乳房切除術、性別適合手術など身体的治療の施行後においても継続的に面接を行い、精神的サポートと新しい生活におけるQOL の向上に向けて援助する。

/搬療治療施行前において不十分であった点をさらに検討し、各身体的治療の結果、希望する新しい生活のどのような点が達成され、どのような問題が残されているかを明らかにする。身体的治療を行わない者についても同様の検討を加える。

⊃靴靴だ験茲砲けるQOL を向上させる上で残されている問題について、どのような解決方法があるかを詳細に検討し、よりよい適応の仕方を探る。身体的治療に移行するための条件として定めた事項〔上記4-(1)-5)〕が揺らぎなく継続し、より安定したものとなっていることを確かめる。

身体的治療に移行するにあたって、職を辞したり休学あるいは退学した場合には、新たな状況のもとで社会適応できるように援助する(種々の助言・診断書・意見書作成等により状況改善を図るなど)。

此イ垢任房N鼎魍始している症例への対応

これまでのガイドラインに依らずに治療を受けてきたケース(初版ガイドライン策定以前の身体的治療も含める)、何らかの理由により途中からガイドラインに沿わない治療を受けたケースが治療を求めてきた場合、次の手順に従って検討する。

/巴任離イドライン(-3)に示された手順に従って診断を確定する。

△海譴泙任亮N鼎梁電性を考慮しながら、必要な場合には治療の改善ないしは中止を指導する

K椰佑隆望する治療について、治療のガイドライン(-4)に沿って検討する。

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女装子&MTF

MTFとか性同一性障害GIDとか言われたり。女性ホルモン・豊胸手術・去勢手術・性転換手術SRSで女性化気味☆

今は戸籍も女性ですが昔は兄貴系。むしろさらに兄貴度が増してる今日この頃。
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